yurupula’s blog

戸田市家庭教育支援チーム

母の心と教師の頭🤝

昨日は第2回学校運営協議会に出席して参りました!初めての給食❣️とても美味しかったです❣️
「学校運営協議会」と聞いても、なかなかまだピンと来ない方も多いでしょう。地域の方や保護者代表が委員となり、学校と一体となって学校運営に参画できる仕組みのことで、その取り組みをしている戸田第一小学校のような学校を「コミュニティスクール」と呼びます。略してCSです👍
このメンバーとして今年度はといちっこサポーターも参加しています👏👏👏奇跡です✨
日々の現場の事実を語れるようにこれからも努めます!!

昨日は学校の教育活動の理解を深めるために授業参観からスタートでした。低学年から高学年まで、見事にタブレットを使いこなす姿に委員の方々が感心しておられました。一見何の授業かな?と思うほど、自分たちの学んだ時代の「当たり前の光景」はなく、タブレットを使いながらの算数でのお買い物ごっこ。電子黒板を使って脈の測り方のデモンストレーション。まさかのデジタル教科書。自分の考えがすぐに画面共有されていく1年生の生活科。図工までもが今ではインターネットが欠かせません🎨教育現場が大変革している今だからこそ、学校に関わる周りの大人たちも変わっていかなければいけません。だからこそ「不易流行」大切なものを見極めたいとおもいます。
CSディレクターの福田晴一先生は杉並区が全国で初めてコミュニティスクールを設置した時代に現場で校長経験のある第一人者です。その先生のお言葉でとても明解な、腹落ちするお言葉がありました。
「学校現場で絶対に教師にしかできないことは2つだけ。1つは授業。もう1つは児童指導、生徒指導です。極端な話、この2つさえ守ればあとはどんどん棚卸しできますよ」
このお話を聞いて、私たちサポーターが大切にしなきゃいけないことが明確になりました。守らなければいけない領域がとても分かりやすくストンと納得できたんです。この2つを守る。だからこそ、リスペクトする。大きな学びの時間となりました📝

解散後急いで消毒に合流し作業を終えて戻ってくると、2年生の男の子がサポーターを探しに受付コーナーで待っていました。「〇〇さんは?」と言うので「どうしたの?急ぎの用事?」と聞くと、「ちょっと会いたいだけ…」なんだか元気がありません。
5時間目が始まりその子が教室に戻るのと入れ違いでサポーターが戻ってきました。事情を話すと「実はその子といろいろあってね…」と話をしてくれました。
私たちサポーターはどうしても親としての気持ちで子どもを見てしまうことが多いので、なにかアクシデントや間違いがあっても「こんなこと大したことないから大丈夫ですよ気にしてませんから」とか「子どものために臨機応変に…」なんて済ませようとします。目の前の子どもが前を向くための良策を必死の脳みそで考えると、命や人権に関わること以外はまず見守るしかできないからです。けど、教師の頭で考えると「絶対に譲ってはいけないこと」があるようです。「間違ってます。やり直しましょうね」と、その子はある事をやり直ししました。
そのやり直しの延長で、サポーターにもう一度きちんとごめんなさいを言いに来てくれたんだそうです。
下校の時間になって、やり直しをさせた先生と、男の子とサポーターとでお話をするチャンスがありました。やり直しして偉かったこと、私たちサポーターもたくさん勉強できて嬉しかったことを伝えると、その子も最後は笑顔でバイバイしてくれました🌈
先生に福田先生の「教師にしかできない2つの事」のお話をして、これこそそうなんだなって更に先生の凄さを見せつけられて納得した自分の気持ちをお伝えすると、何だか一週間やり切った清々しい気持ちに満たされて感動しました✨
母の心と、教師の頭。先生だって葛藤があって、時には厳しく教えることが必要な場面がある。
それができるのはやはり教師だけだと、バチっと繋がって納得できた、大きな学びの1日でした📝
子どもたちの日々の学びも、こうやって「納得」を重ねて行くことで変わっていけるのだろうな…と。「大人が説得する」じゃなく「子どもが納得できる」関わり方を心がけたいです🌼

それにしても、本当に先生って凄いですね!
心が動く学びのある学校現場📝この魅力を知ってしまったから✨
来週もワクワクで学校にサポーターしに行きます🌈