去年の今頃、当時の6年生はPBL活動で「サクラソウプロジェクト」をスタートさせていました。絶滅が危惧されているサクラソウを救うために「どうすればよいか？」と、課題解決に向けて様々なプロジェクトを発動させたのです。
校内にサクラソウについてのポスターを掲示したり、サクラソウについてまとめたパンフレットを作成したり。異学年交流が制限されることが多い中、限られたチャンスを使って1年生にサクラソウについて優しくお話をしてくれている姿もありました。
「折り紙でサクラソウを作ろう」のチラシを6年生がくれたので、怪我のため代替地の体育に参加できない子と一緒に、カラフルなサクラソウをいくつも折ったのが懐かしいです。
いよいよ年度末の戸田市のプレゼン発表会では、このサクラソウプロジェクトが銅賞を受賞しました✨素晴らしいです！!
プレゼンの最後に地域の大人たちへの呼びかけがありました。
「サクラソウを救うためにサクラソウかるたを量産したいんです!誰か応援してください！」
一枚一枚、手作りした１セットしかないかるたを量産して、地域のたくさんの人にかるたで遊びながらサクラソウについて知ってもらいたいんです！と。
かるたの実物が、新一年生の保護者説明会の会場に展示されていました。子どもたちが読み札、絵札と内容を考えた一枚一枚にサクラソウへの想いが込められていました。コロナ禍で行事や活動が制限されたり中止になったり、、、最終学年のこの１年間、どんな想いで学校で過ごしていたのかなぁと、心が熱くなりました。
気がつくと横に6年生の先生が。
「誰か地域の人でこのかるた量産してくれませんかねぇ？」
「いくらくらいかかるんですかねぇ…」
試しに聞いてみると
「50〜60万くらいじゃないですか？」
「えーっ？えーっ！」
それはなかなか凄いプロジェクトですよね💦
どうすればそんなことが叶うのか…。そこで出てきた言葉がまさかの「クラウドファンディング」でした。あまり知識のなかった私は、まずはクラウドファンディングについて調べることからスタートです😹何となくは知ってる程度でしたから…。
「戸田市 クラウドファウンディング…」検索に夢中になりました。そして偶然見つけたのが、地域でクラウドファウンディングを成功させたことのある、プロジェクトリーダーの存在でした。
居ても立っても居られず、すぐに相談。とにかく想いを熱く語り終えると、「やってみましょう！」と、クラウドファウンディングのサポートを引き受けて下さったんです!!🤝ミラクルでした✨✨✨
そして6年生の子どもたちは戸一小を卒業。それぞれ新たな場所で中学生となりました。
「時には遊ぶ時間を削って、プロジェクトに集中しなければいけないよ。クラウドファウンディング成功には、みんなの想いが必要だよ。その覚悟がある人だけ参加してください」
プロジェクトリーダーからのこの言葉で火が着いた子どもたち。春から今日まで、いくつものハードルを飛び越えながら続けてきました。
そしていよいよ9/20日！クラウドファウンディング公開です！!
毎週のオンラインミーティングは楽しくて、毎回私もたくさん学ばせてもらっています。私がサポーター活動を始めなければ、こんな機会に繋がることはなかったとおもいます。人生、どんな展開が待ってるかなんてわからないけれど…毎日とにかく、心から楽しむことに夢中になって、一生懸命になっていると、ミラクルは起こるんですねー🌠🌠🌠
